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遊びのアイデア · 4–12歳

大きな発想につながる、お絵描きのきっかけ

4分で読めます2026年10月28日更新

まずは小さなきっかけを渡して、あとは子どもに任せてみましょう。くねくねした線や、ありえない発明、意外な場所などは、「何を描くか」を決めつけずに描き始める助けになります。

ポイント

お絵描きでは、いろいろな可能性を試せます。家が歩き出したり、雨が空に向かって降ったり、ひとつのなぐり書きがいくつものものに見えてきたり。こうした遊びを楽しむのに、描き方を教える必要はありません。始まりのきっかけをひとつ渡し、あとは自由に決めてもらいましょう。下の年齢別の例は目安であり、発達の段階を示すものではありません。どの欄のアイデアを使ってもかまいません。

自由に広げられる、6つのお絵描きのきっかけ

きっかけ4〜6歳7〜9歳10〜12歳
ふしぎななぐり書きぐるぐる線やギザギザ線を、好きなものに変えてみる。同じ線から、違う絵をふたつ描いてみる。ひとつの形を隠すように、まったく違う場面を3つ描いてみる。
ちょっと変わった家想像上の小さな生き物が住む家を描いてみる。思いがけない働きをする部屋がある家を考えてみる。移動できる家をデザインして、どうやって進むのか考えてみる。
ありえない乗り物ゼリーの中を進む乗り物を描いてみる。とびきり変わった旅に使う乗り物を考えてみる。道がいつも動いている世界の乗り物をデザインしてみる。
びっくりする天気おかしなものが降ってくる日を描いてみる。そんな天気の日に、人々がどう遊ぶかを描いてみる。変わった天気に合わせて作られた町を考えてみる。
小さなものの中の世界ティーカップの中に、想像の世界を描いてみる。靴の中にある世界の地図を描いてみる。同じ小さな世界を、ふたつの違う視点から描いてみる。
思いがけない変化をひとついすに、踊れる脚をつけてみる。身近なものをひとつ、意外なことができるように変えてみる。よく知っている場所で、現実のルールをひとつ変えて描いてみる。

意外な発想はそのままに、指示をゆるめましょう。「靴の中の世界」が大きな靴の形をした惑星になったら、そのアイデアについていきます。きっかけは、描き始める助けになれば十分です。

描く主役は子どもに

  1. 一本ずつ線を描く順番遊びをします。ひとり一回ずつ、同じ紙に線や形を足していきます。どちらかが思いがけない方向に絵を変えてもいい、と最初に決めておきましょう。ふたりともやめたくなったら、いつでも終わりにします。
  2. 同じきっかけから、別々の絵を描いてみます。描き終わったら、勝ち負けや上手さを比べず、想像の違いに目を向けましょう。
  3. 物語を加えてみます。子どもが場所を描いたら、次に起こりそうなことをふたつ提案します。どちらかを選んでも、別の案を考えても、両方とも違うと言ってもかまいません。その後を描くか、話すかも子どもに任せます。

遊びに合った画材を選びましょう。大きな紙や太いクレヨン、少ない画材のほうが描きやすい子もいます。細部を描くのが好きな子なら、時間を多めにとったり、細い鉛筆を用意したりしてもよいでしょう。話すほうが好きな子は、許可を得たうえで、大人が描きながら場面を聞く方法もあります。参加の仕方の違いであり、順番に進む段階ではありません。

「描けない」と言われたら、「思ったとおりにならないんだね」と気持ちを受け止めましょう。形をひとつ描く、絵の一部分から始めるなど、小さなきっかけを提案できます。いっしょにわざとおかしな絵を描いてみるのもひとつの方法です。乗り気でない様子なら、また別の日にしましょう。

子どもが何度も選ぶものに目を向けてみましょう。仕組みを考える、場所を飾る、登場人物を作る、地図を描く、絵で冗談を表すなど、いろいろな楽しみ方があります。「3枚の絵に秘密の部屋を描き足していたね」のように、見たことを具体的に伝えましょう。「生まれつき建築家だね」と決めつける必要はありません。同じものを繰り返し描くことは、次の遊びを提案するヒントにはなりますが、絵やテーマだけで子どもの力、性格、将来がわかるわけではありません。

最後は、絵をどうするか子どもに選んでもらいましょう。とっておく、飾る、あとで描き足す、資源ごみに出すなど、選択肢があります。作品を誰かに見せる前には、本人に確認しましょう。楽しんだきっかけは、もっと難しい絵を求めずに、また提案してもかまいません。Innatoraに簡単なメモを残しておけば、子どもが選んだことや、また試してみたいことを思い出す助けになります。

保護者からのよくある質問

絵をまねして描くのは、お題から自由に描くより想像力が育ちにくいのでしょうか?

まねして描くことも楽しく、線や形を描く練習になることがあります。やめさせる必要はありません。望むなら「場所を変えてみる」などのアレンジを提案してもよいですが、無理に取り入れさせる必要はありません。

子どもが毎回同じものを描く場合は、どうしたらよいでしょうか?

同じものを繰り返し描くこと自体は、問題ではありません。まずは、いつもの題材を楽しませてあげましょう。子どもが変化を望むようなら、大きさを変える、意外な訪問者を加える、別の場所にするなど、小さな変化を提案してみます。

想像で描いているとき、現実とは違うところを直したほうがよいですか?

子どもが事実について助けを求めていないなら、想像遊びの中で直す必要はありません。脚が7本の生き物や、空に浮かぶ家があっても大丈夫です。描き方を知りたがっている場合は、自由な発想を広げる遊びとは分けて教えてもよいでしょう。

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