ちょうどいいパズルは、お子さんが完成できるいちばんむずかしいものとはかぎりません。やってみたいと思えて、もう一度ためしたくなるくらいのちょうせんがあるものです。パズルには、形をくらべる、パターンに気づく、アイデアをためす機会がありますが、完成させることは知能のテストではありません。動物、地図、カラフルな形、なぞとき、ピースをはめる楽しさなど、お子さんの気をひくものから始めましょう。
年齢ごとの出発点(むずかしさのはしごではありません)
| 年齢 | ためしたいもの | とりかかりやすくする | やさしくちょうせんを加える |
|---|---|---|---|
| 4〜6 | 大きなピースの絵パズル、ペア合わせ、かんたんな形はめパズル。 | はっきりした、なじみのある絵を選ぶ。ピースを少しだけ、または一部分ずつ出す。 | 選択肢をふやしたり、形を回してはめることをためしたりする。 |
| 7〜9 | 絵の区切りがはっきりしたジグソー、迷路、かんたんな図形の論理パズル。 | わかりやすい説明と、いっしょにためせる例があるものを選ぶ。 | 絵の手がかりが少しわかりにくいものや、ルールをひとつ追加してみる。 |
| 10〜12 | こまかいジグソー、空間パズル、いくつかの手順がある論理パズル。 | テーマや、ひとりでやるかいっしょにやるかをお子さんに選ばせる。 | にた色、手順の追加、なじみのない形式を探ってみる。 |
ピースの数は、むずかしさの一部にすぎません。ほとんどが空の小さなパズルは、はっきり分かれたものが描かれた大きなパズルよりむずかしいこともあります。にた形のピース、とても小さな部分、見なれない形式もむずかしさを上げます。手でのあつかいやすさも大切です。大きなピースや安定した台は、考えることをかんたんにせずに、活動を快適にしてくれます。できれば一度にひとつの特徴だけ変えましょう。そうすれば、お子さんがもっと複雑なものを求めていたのか、わかりやすい手がかりがほしかったのか、ただ別の絵がよかったのかに気づきやすくなります。
完成品だけでなく、遊び方を見る
- ちょうどいいちょうせん:立ちどまり、別のやり方をためし、小さなヒントをたのんで、続けることを選ぶ。
- 一度にむずかしすぎるかも:ピースをむりにおしこむ、全部やってとたのむ、むずかしすぎると言う。選択肢を減らす、わかりやすいヒントを出す、休けいするなどを提案しましょう。
- 変化がほしいころ:らくに完成させて、別のものをほしがる。大きく飛ばずに、特徴をひとつだけ変えましょう。
- 今日は気分じゃない:別の遊びを選ぶ。ちがうテーマや別の日のほうが合うかもしれません。
手伝う前に聞きましょう。ヒント、いっしょにやる人、休けいを提案します。ヒントがほしいなら、小さなものから。同じ色を指さす、まっすぐなふちを探すようすすめるなど。次のヒントを出す前に、使う時間をあげましょう。お子さんが望まないかぎり、ピースをはめてあげるのはさけましょう。
- いっしょに選ぶ。なじみのあるものもふくめて、合いそうなものを2つほど用意します。絵、形式、お話のどれにひかれるか見てみましょう。
- とりかかりやすく準備する。明るい照明と広い台を用意します。見本の絵があれば見えるところに置き、ピースが足りているか確認しましょう。
- タイマーなしで探る。仕分けしても、まん中から始めても、別の方法をためしてもかまいません。ふちから始めるのは選択肢のひとつで、ルールではありません。
- 次どうするか、いっしょに決める。続ける、トレーにのせてとっておく、一部をかんたんにする、片づける。完成しなくても、遊んだことに価値があります。
- 4〜6歳:厚紙にかんたんな絵をかき、おとなが大きなピース数枚に切ります。見本として絵のコピーをとっておきましょう。
- 7〜9歳:道の広い迷路をかきます。解けたら、今度はおとなのために迷路を作ってもらいましょう。
- 10〜12歳:おとなが切った紙の形で、ならべるパズルを作ります。すきまや重なりなしで長方形をうめられるか、たがいにちょうせんしましょう。
活動の中で、お子さんが何を楽しんでいるかに注目しましょう。色の仕分けは大好きでも絵を完成させるのは好きでなかったり、解き方を説明するのは好きでもひとりで取り組むのは好きでなかったり、解くより作るほうが好きだったりします。ラベルにせず、起きたことを言葉にしましょう。にたピースを集めた、形を回してみた、だれかに手伝いをたのんだ、など。1回のパズルで、その子の全体的な能力や将来の興味はわかりません。
安全に遊びましょう。商品の対象年齢と安全表示にしたがい、こわれたピースがないか確認し、口に入れるかもしれない子から小さな部品を遠ざけましょう。手づくりパズルは、おとなが切りましょう。
目的は、むずかしさのはしごを上りつづけることではありません。お子さんが戻ってきたくなる遊びを見つけること、Innatoraが支えるやさしい見守りです。なじみのお気に入りも、新しいちょうせんと同じくらい歓迎されていいのです。